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図書館へと向かう途中に見つけたもの・・・
2002/08/28(Wed) 00:00:00
今日は朝早く図書館へと向かった。
いつものバス停を降りて、いつものように本がたくさん入った
カバン持って眠いなぁ・・重いなぁ・・と歩いていたら、
古ぼけた鳥居が見えた。
“あれぇーこんな所に神社なんてあった?
朝の散歩がてらに行ってみようーっと。荷物重いけど(笑)“
階段を上っていくと、ほんとに古ぼけた神社があった。
大きな境内一つと、怖い顔をした狛犬のある小さな境内。
水が干からびてしまっているお清め所、白い石は灰色に汚れて
苔がむしていた。
社務所があることはあるけど、人ひとりいないし、人の気配すら感じない。
“うーなんか、ここ怖いー狛犬がこっちみてるし・・・
ん?なになに・・天平402年・・・ほー昔からこの地域を
守っている氏神様かな?“
その小さな境内の横は竹やぶで、その間に小さな小さな畦道があった。
“えーまだこの先にも何かあるみたい・・。
うーん・・虫がたくさんいそうで行きたくないけど、かなり気になる。
行ってみよーっと“
その小さな竹やぶに囲まれた畦道を抜けると、朝の日差しがパァーっと目に入る。
竹やぶはなくなり、両脇に小さな木がたくさんあり、しろつめ草も咲いている。
“この時期にしろつめ草咲くなんて・・確か時期は五月のはずなのに。”
その先にはまたさらに木々と竹やぶが覆い茂り、小さなトンネルのようになっている。ここまで来たけど、人ひとり見当たらない。
“人いないし、虫たくさんいるし、怖いけどなんかありそうだし・・・・うーん
でも、この木々のトンネルまで抜けてみよう“
怖いから少し駆け足でどきどきしながら、その木々をくぐった瞬間、ひんやりと冷たい空気が肌を包む。
暑い日中に外から帰ってきて、クーラーのある部屋に入った時のあの感触のように。
こんなにも温度差があるのには驚きよりも、怖いという気持ちを一瞬、増幅させた。
“なんだろう空気がこんなにも違うなんて・・
ふと前を見る。
“あっ・・・あれは・・ わぁー森の守り神だー♪”
そこには大きな大きな楠木があった。
横に立て掛けられた古い看板には樹齢3千年で、根回り26メートル。
そして根っこに空洞が開いていて、そこは12畳の広さだと書かれてあった。
その空洞の中には神様がまつられていた。
こんなにも神聖な場所に足を踏み入れるなんて、本当はいけないのかもしれない。
横の看板には消えかかりそうな文字で
“御神木の近くまで足を踏み入ることはご遠慮願います。”
と書かれてあった。保存のため大楠の近くの土は踏んではいけないのかもしれない。
だから、少し遠くからその大楠を見ていた。
空を見上げると木々の間に太陽の光と澄み切ったスカイブルーが見える。
目を閉じると笹の葉が風でサラサラと音を奏で、起きたばかりのセミたちが
鳴いている。なんだか、すごくなつかしいような気持ちがした。
その大きな大きな大楠を目の前に一瞬だけど、この森の一つになったような気がした。
“ここにいる精霊たちはうちのこと歓迎してくれてるのかなぁ・・?
それとも来たらいけなかったのかな・・?“
なんだかワクワクして、不思議な気持ちになれた時間だった。
今まで心の奥底に、見つからないようにと必死で隠していた
汚いもののすべてがこのあまりにも神聖な空気で浄化されていくような気がした。
“本当に私って自然の中の小さな小さな塊なんだなぁ・・・。
もっと自然と一緒に息をしていかないと・・・
幼い頃はよく自然と一緒に遊んだのに・・・。“
そんなふうに思いながら、その大楠をあとにして図書館へと向かった。
p.s 家に帰って母に聞くとこの近くにまだ
日本で3番目に樹齢の古い大楠があるらしい。
でも、そこはもう観光地化されているとのこと。
もうそこには精霊たちは逃げてしまっていないのかもしれませ
んね・・・今度行ってみようと思いました。
はじめまして可憐(カレン)です
2002/08/24(Sat) 00:00:00
入居日。。。8月19日♪
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